前回の記事に少し補足させていただきます。少女マンガで初めてと書きましたが、本当の初は1972年にりぼんに掲載された、一条ゆかり氏の「ラブ・ゲーム」というマンガにワンシーンあるそうです。
ただ、連載週の一回分のページを使って、そのシーンが描かれたのは、ベルサイユのばらが初めてだったそうです。当時、大人気マンガだったこと、その注目度も高かったのではないかと思います。
また、当時、編集部にきた、クレームに対する編集長の言葉も掲載します。
「何事だ」というクレームに対して、「そこに至るまでを全部お読みになりましたか?最初から全部読んで、それでもあのシーンが不必要だと思ったなら、また、電話してきてください」とこたえたところ、2回目の電話は、かかってこなかったそうです。
名作の裏側には、名編集長の存在があったのですねー。