今年はベルサイユのばら連載開始から50年、ベルサイユのばら展が、六本木ヒルズで開催されていたり、雑誌にも特集記事が載ったり、マスコミに今年は多く取り上げられていて、昔からのファンにとっても嬉しい限りです。
芸術新潮9月号とダ・ヴィンチ10月号にもベルサイユのばらの特集が載っていて、買いました。ほかにも私が知らないだけで、載っている雑誌もあるのかもしれません。
9月23日NHKで、宝塚のベルサイユのばらの演出脚本などを手がけられた、植田紳爾氏がマリーアントワネットについてお話しをされていました。
また、このブログでも記事にしましたが、9月21日に、NHKの歴史探偵でも、マリーアントワネットが取り上げられていました。
私は姉とベルサイユのばら展を見に行きました。姉は週刊マーガレット連載当時を知っています。
扉絵の展示もあり、あ、これは見たとか懐かしいとか言ってました。
来場されている人は、若い世代が多いようにも感じましたが、かなり幅広いのかもしれません。女性同志の組み合わせが多かったのですが、中には、比較的若い男性が2人で来ていたり、老若男女を問わず、人気があるのだと思います。
宝塚歌劇とアニメから、ベルサイユのばらを知った人の方が今は多いのかもしれません。
わたしは、姉ほど連載当時のことは憶えていません。
でも、連載終了後の宝塚の初演、そして、そのあとの花組のアンドレとオスカル編は観に行きました。当時大人気でチケットはなかなかとれなくて、一番後ろの席で、双眼鏡を片手に、観た思い出があります。
そして、花組でオスカルを演じた安奈淳さんの大ファンになりました。でも、宝塚熱も安奈淳さんの退団で終わりを迎えました。
そのあと、ベルサイユのばらを観に行ったのは、紫苑ゆうさんのオスカルでした。凄く美しかったのを憶えています。
あと、ベルサイユのばらのラジオ放送もありました。
ノイズの多いラジオを、姉と耳をそばだてて聞いていました。内容はまったく憶えていませんが、佐藤オリエさんがオスカルの声をやっていたのは、憶えています。
映画化もされて、カトリオーナマッコールさんがオスカルを演じました。とても綺麗な人でしたが、女性そのものなので、オスカルのイメージとは違っていたと思います。
資生堂がカトリオーナマッコールさんを起用、そしてカネボウが「きみは薔薇より美しい」というキャッチコピーで、オリビアハッセーさんが、CMに出ていました。
そして、歌手の布施明さんが、「君は薔薇より美しい」という歌を歌って、ヒットしました。布施明さんは、その後、オリビアさんと結婚もしました。ネットで調べたら、今は森川由加里さんと結婚されているようですね。
昭和時代の話しをしました。こんなに長く愛されているベルサイユのばらという作品に出会えたことは幸せです。
普遍的なテーマを扱っているため、現代でも読まれているのだと思います。
私は今でも色褪せない面白さがあると思っているのですが、今の若い人たちが、この作品にどんな感想を持つのか聞いてみたい気もします。