はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

七つの黄金郷(エルドラド)

「エースをねらえ」で有名な、山本鈴美香先生の作品です。大好きな作品だったことを思い出して、最近購入しました。

古い本でも、映画でも、ネットで読んだり、観たり、また、購入できる現代のネット社会を本当にありがたく思う瞬間です。昭和時代はこうはいきません。

当時、何回も何回も繰り返し、読んでいますので、あらすじも、絵もセリフも、すっかり忘れていたのに、読んだらすぐに思い出しました。とても懐かしいです。

少しだけ、作品のアウトラインに触れます。

16世紀のヨーロッパが舞台、公爵家の双子が主役です。外見はそっくりなのですが、一人は男の子、そして、もう一人は女の子です。

でも、性別は周囲は分かってないのです。どちらにも見えるというのか。

女装も男装もするし、外見がそっくりなため、二人の性別が違うとは、考えにくく、余計分からないという設定のようです。

そして、女の子のオリビエが、当時のバチカンとスペインに狙われて、連れ去られ、4歳のときに背中に、ELDORADOという文字を刻まれてしまいます。この文字は、黄金郷の秘宝のありかを示す暗号なのですが、誰も解読することができません。

そして、オリビエを愛する、ロレンツォ、アーサーという二人の男性が登場しますが、タイプは違いますが、どちらも素敵な男性です。そして、双子の男の子、エロールもオリビエを愛しています。

そして、みんなに愛されキャラであるオリビエも、とても魅力的なキャラクターです。

少女マンガの王道をいく華やかさと壮大な物語ですし、登場人物がすべて美形揃いです。そして、ストーリーもとても、面白いです。

でも、残念ながら、いろいろな事情があって中断、そして今後も続きが描かれることはないだろうと言われています。

本当に続きが読みたい作品で、残念でなりません。

ほかの方でもいいから、山本鈴美香先生にお話しを聞いて、描いてくれないかなあとも思ってしまいます。

でも、そんなことが可能なら、とっくにそのようにして、発表されているのでしょうね。