青いバラを作ってみよう
今週のお題「自由研究」
自由研究のお題、その2です。
一番記憶に残っているのは、次女が小学4年生の時の自由研究です。
テーマは「青いバラを作ってみよう」です。
内容を簡単に紹介したいと思います。
白い切花を色のついた水に浸けておくと、花びらの色が変わっていくのかどうか実験しました。
〈実験1〉色のついた液体で花が染まるか
バラ、カーネーション、グラジオラスなどの花を同じ長さに切り、色のついた液体に浸しました。
〈結果〉
絵の具を溶かした水、醤油、墨汁、青インク、布を染める液体、コーヒー、トマトジュース、葡萄ジュース、かき氷用いちごシロップなどでは、花は染まりませんでした。
ホームセンターで、教えてもらったのが、エタノールに色粉を溶かすという方法です。
〈実験2〉エタノールで花が染まるかどうか
〈結果〉
エタノールと水に色粉を溶かしたものに、切花を浸けておくと、色が変わりました。使用した花はガーベラ、カーネーション、リンドウ、トルコ桔梗です。
ガーベラが染まるのが早く、15分で染まりました。
〈実験3〉エタノールに似た液体でも花は染まるのか
エタノールに性質が近い、アルコール類に水と色粉を溶かして、実験しました。
〈結果〉
ブランデー、みりん、日本酒、ジン、焼酎でも、花は染まりました。ただのお湯に色粉を入れたものでも、染まりました。これはびっくりしました。
〈実験4〉青いバラを作れるかどうか
青い色粉と調理酒、エタノール、ブランデー、お湯などで実験したところ、青いバラを作ることができました。
また、バラの茎を縦に半分にに切って、違う色の水に漬けると、色は混ざらず、花びらごとに着色しました。
次の写真のような感じです。
この自由研究はとても印象に残っています。確か校内で選ばれて、賞をいただきました。
ほかにも、親子で取り組んだ自由研究がありますので、テーマだけご紹介します。
「液体のこおり方」
「しょうゆの研究」
「新聞のおりこみ広告調べ」
「発芽競争順位決定戦」
などです。
どちらかというと、長い期間観察するものよりも、2、3日で終わる実験型自由研究が多かったです。
私は理科のセンスがないのですが、夫は得意なので、夫の手伝った自由研究は、賞を貰うことが出来ました。
自由研究以外にも、子供たちはたくさんの宿題があります。まだまだ現役のお父さん、お母さん達は、子供たちの夏休みの宿題は大変かもしれませんが、出来る範囲で関わって欲しいような気もします。
親子で何か出来るなんて、子供が小学生、中学生くらいまでだと思います。
それ以降は、子供は親の手から離れていきます。
それが健全な成長だし、喜ばしいことではありますが。
きっと後になったら、楽しい思い出になると思います。