お昼に広島駅に着きました。
まずは広島駅から、広島電鉄に乗り、八丁堀で降りて、ホテルに荷物を預けました。
そして、広島のつけ麺を食べました。
辛いのが得意ではないため、一番辛くないのを選びました。
味は美味しかったけれど、店主が驚くほど無愛想でした。
いらっしゃいませとか、ありがとうございますとか、そういう言葉は一切なかったです。無言でした。
そのあと、平和記念公園に向かいました。ここでトラブルが発生しました。
信号が青に変わり、前を歩いていた夫が渡ろうとして、急に急いだのがわかりました。夫についていこうとして、私も急いだのですが、体がついていかず、道のちょっとした段差に躓き、思いっきり転んでしまいました。両膝、両手を派手に擦りむきました。大人になってこんなに思いっきり、転んだことは、殆ど記憶にありません。
痛いし、体にかなりの衝撃がありました。びっくりした夫、そして、平和記念公園に向かう外国人の女性二人が大丈夫?と言って、駆け寄ってくれました。
外国人の女性には、大丈夫とジェスチャーを交えて応え、歩道の隅に座り、ズボンをまくり、絆創膏を貼ろうとしていたら、先ほどの女性たちが戻ってきて、消毒してくれました。そして、絆創膏を貼ってくれました。こんな優しい人にお目にかかったことはないです。
ドクターだからと言って、あっという間に処置してくれました。
ありがとう。センキューと言って、握手して別れました。
旅の始まりから、痛む手のひらと膝を抱え、転んだ衝撃でめまいのような感じで、体が少しふらつくような気がします。ショックが大きいけれど、広島平和記念資料館の中では、こんな転んだ傷くらいと思うような、目を覆いたくなるような、写真が展示されていました。
日本人として、一度は訪れたい場所でした。毎年の8月6日、テレビでは見ていましたが、平和記念公園、そして、原爆死没者慰霊碑、原爆ドームにも行くことができました。
多くの外国人の方々も展示物を熱心に見ていました。
修学旅行の子供たちもいました。
このような現実があり、多くの方々が犠牲になってしまった。そして、今の私たちの生活がある、そのことを忘れてはいけないと思いました。