はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

退院しました

昨日退院しました。傷の痛みはだいぶよくなりました。ただ、くしゃみ、咳、笑っても痛いです。でもだんだん快くなっていくと思います。

車で病院から自宅に帰る道、夫が可笑しいことばかり言うので、頼むから笑わせないで〜🙏と思いました。

初めての入院と手術を経験しました。短い入院でしたが、いろいろと感じたこともありましたので、そのことを記事にします。

病院は思った以上に、自由ではない、のんびりはできないということです。

手術後は大変だけど、上げ膳据え膳、その後は本を読んだり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりできるかなと入院前は思っていました。

でも、医師の回診、看護師さんの検温、術後の検査など、やることは多いですし、術後は歩いた方がいいと言われ、院内なるべく歩いていました。

あっという間に次の食事時間になります。食事時間も規則正しく、面会時間は厳格に15分と決められていました。集団生活なので、自分の思うようにはいかないことも多いです。

夜は9時に消灯し、夜が長いです。家にいる時にこんなに早く寝ることはないため、夜中に目覚めてしまいます。

眠りは浅く、物音が気になり、枕が変わるとなかなか眠れないので、あまり熟睡出来ませんでした。そこが辛かったです。

そして、私は4人部屋にいましたが、お隣りの人が大変なおしゃべり好き、自分の話をするのが大好きなタイプで、退院間近にはストレスを感じていました。

同じ部屋には、ほかの入院患者もいるし、私自身も患者です。話したくないし、聞きたくないということもあるので、時々はおざなりな感じで受け答えしていましたが、これが長い入院期間だったら、耐えられなくなり、部屋を替えて貰いたいと願い出たと思います。

女性の方がコミュ力が高く、おしゃべりが好きな人がいることは承知していますが、ここは病院ですよと言いたかったです。 

そして、医師や看護師スタッフの方々は、皆さんとても親切で、看護師さんはテキパキと仕事をこなし、大変なお仕事を担っていると感じました。

手術は全身麻酔なので、夢を見ているうちに終わっていました。

術後はやはり大変でした。痛みと気持ち悪さ、眠れず、腰痛が酷かったです。

術後の大変さも、手術の内容によっても異なるし、人それぞれです。麻酔の影響はあまりなく、痛みが辛かったという人、口の中が渇き、それが辛かったという人、寒気がし吐気に襲われたという話も聞きました。

あと一つ、病院で犯罪が起きたらこわいだろうなと感じました。

内外の出入りは制限され、セキュリティはきちんとしている病院だと思いますが、中の人間が犯罪を犯そうと思った場合は、どうだろうと眠れない夜に考えました。

部屋は病院なので、ドアが開いています。何かの理由で無差別に殺人を目論む人がいたら、実行は容易いです。

被害者となる私たちは、皆傷が痛かったり、逃げることも困難だと思います。

そもそも、よく知らない人同士が、カーテンを一枚隔てただけで、隣り合って寝ているということも、ある意味怖いのかもしれません。

実際にそのような痛ましい事件も皆無ではありません。

でも、それは病院に限ったことではないのかもしれません。駅でも、電車の車内でも、あるいは公道でもその手の犯罪は、起きています。家にいて人に襲われることもあります。

気をつけたくても気をつけようがないこともあります。

退院して一番嬉しいのは、熟睡出来たことです。

あと、夫がご飯作ってくれることです。職場復帰まであと数日、自宅で少しずつ家事をして体調を整えていきたいと思います。