はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

術後1日目

朝になり管が外れて、楽になりました。まずは、腰が痛いので、湿布を貼って欲しいとお願いしました。

そのあと、着替えをして、ベッドに座っていたら、痛みで脂汗が出て、気持ちが悪くなりました。血圧も下がり、貧血のような感じです。横になると楽になるので、横になって休みました。

でも、一度横になると、体を起こすのに、お腹に力が入りとても痛いのですが、座っているのも辛いです。

腹筋に力をかけない体の起こし方を看護師さんが教えてくれました。

ベッドの頭を上げて、体を起こす。そして、足を先にベッドの下に下ろす、そして、ベッド脇のバーを掴み、腕の力で体の向きを変えます。痛いことは痛いのですが、腹筋に力がかかりにくく、起き上がれます。ちなみに傷の痛みは、ズキズキする痛みというより、筋肉痛のような痛みです。

術後1日めは、6階の病室から、1階のレントゲン室に歩いて行くという、ミッションがあります。エレベーターは使いますが、術後すぐの体にはなかなかハードルが高いものです。

ベッドでしばらく休んでいたら、回復してきたので、看護師さんと一緒に、一階のレントゲン室まで歩いて行きました、昨日手術したという男性も一緒です。

お互い、痛いですねとか言いながら、一階におりました。看護師さんは念のため、車椅子を一つは持って、一緒に降りてくれました。

レントゲン室は、午前中で、外来の人もいるため、椅子に座って待っている間に痛みと寒さから、再び気持ち悪くなりました。ふと横を見ると、昨日手術した男性も顔が蒼白で、気持ち悪いですと言っています。

看護師さんは、一回病室に戻りましょうかと言って、男性を車椅子に乗せました。そして、私にも大丈夫ですかと聞いてくれました。私も気持ち悪いですと言ったため、看護師さんは電話をして、もう一台車椅子を持って下に降りて来てくださいと、別の看護師にお願いしていました。
それで、車椅子で再度6階の部屋に戻りました。

座っているのが痛くて辛いのですが、お昼が来たので、ベッドから起き上がり、お昼を食べようとしました。

重湯とコーンスープが出ましたが、半分くらい食べたら、再び吐き気に襲われて、これは無理だと思い、食事をさげてもらい、吐き気どめの点滴をしてもらいました。
この日は、カップでお小水の量をはからなければならず、点滴をしているため、トイレも1時間おきに行き、それが大変でした。
午後に、今度は車椅子でレントゲン室に連れて行ってもらいました。

何とかレントゲンを撮ることができて、夜ご飯の時間になりました。夜も離乳食みたいのがでました。
ミルクムースだけ完食して、あとは残してしまいました。自分自身の体調のせいもありますが、食事が全く美味しいとは思えずに食べられませんでした。

主治医の先生は点滴をしているから、無理して食べなくていいよと言ってくれました。

その夜で点滴が終わりました。点滴がなくなるだけで、トイレに行くのもずいぶん楽になります。

この夜もよく眠れない長い夜でしたが、手術後、初のオナラが出て、とりあえずは安心しました。