少女マンガの世界では、愛する人を守る男性の姿が描かれています。
「ベルサイユのばら」のアンドレがオスカルを命がけで守るように、
また、「七つの黄金郷(エルドラド)」でも、ロレンツォとアーサーは、愛するオリビエを、命をかけて守っています。
これは、少女マンガに限ったことなのでしょうか。
「鬼滅の刃」の我妻善逸も、少女マンガの男性とは、一味違いますが、紛れもなく、愛する女性を守るキャラクターの一人です。
私は「鬼滅の刃」のファンです。熱狂的なファンが多いと思うのですが、
映画を観て、アニメも放映されれば観て、原作も全巻買って読んでいる普通のファンです笑
キャラクターは、誰が一番好きかと聞かれると、実はよく分からないのですが、でも、我妻善逸は面白いキャラクターだと思います。
まず、鬼殺隊にいながらも、超がつくくらいの弱虫で臆病者です。そして、女好きです。
超臆病者なので、極限状態に置かれると、恐怖のため、気絶するように眠りに落ち、そうすると、本来の力を発揮し、物凄く強くなります。でも、自分では覚えてないのです。そのギャップが多分人気の秘密です。
そして、心がとても優しいです。一緒にいる、竈門炭治郎と嘴平伊之助はかなり規格外の人物です。伊之助は育ちが変わっていますし、炭治郎も本人は大真面目ですが、実は結構面白い人物です。だから、3人の中では、一番常識人に見えます笑
そして、女好きですが、禰󠄀豆子ちゃんに出会ってからは、禰󠄀豆子ちゃん一筋で、一途に想い続けます。そして、臆病者ですが、禰󠄀豆子ちゃんのことは、必死で守ろうとします。
無限列車編の「禰󠄀豆子ちゃんは俺が守る」の一言はカッコ良かったですよね。
善逸は一見ヘタレですが、本当は、心が優しくて、しかも強い人間だと思います。