はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

今週のお題について

今だから話せること」というお題が出ています。書いてみたいなと思う気持ちもあります。

今だから話せること、いくつか、書く材料となる出来事はあります。

でも、まだ、その問題が完全に過去のことになっていないことなどは、書きにくいです。

親のこと、子供との関係性のこと、また、職場の人間関係で悩んだことなど、どちらかというと、あまり、明るい話題ではないです。

萩尾望都先生の「一度きりの大泉の話」という本を読みましたが、この本は、萩尾望都先生が、話したいと望んだわけではありませんが、もしかしたら、今だから話せることなのかもしれません。

萩尾望都先生は、大泉時代のことは、もう、自分とは全く関わりがないし、これからもいっさい、関わりは持ちたくないと本の中で書いています。

その気持ちは本当によく分かります。

私にとっても、そのように思える人は、一人は存在します。それは、前の職場で散々苦しめられた人です。一緒に働くことは、かなりしんどく、一時的に、少しメンタルの薬を飲んで、何とか仕事に行っていた時期もあります。

その職場を辞め、多分一生会うことはないし、会いたくもない人です。

そして、何年たっても、その頃の苦しみは思い出しますし、懐かしい気持ちにもなりません。

多分、相手は私のことなど、思い出しもしないし、何の心の痛みも感じていないと思いますが、私の心には、その頃の苦しみが残っていて、普段は忘れていますが、時折思い出します。

でも、今は少し苦手な人が現れても、あの人よりはマシだからと、思い直すことができ、私も昔よりは強くなってきました。

人に言い返せたりとか、喧嘩してでも、言い返すという強さは、持ち合わせていませんが、辛さを受け止め、気にしないようにするという、強さは、年齢と共に養われた気がしています。

今は、とても働きやすい職場です。そのことは、本当にありがたく、感謝なことだと思っています。