はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

大人になったときは

今週のお題「おとなになったら」

もういい年をしたおばさんなので、今は自分のことを大人だと思っています。

でも、子供だった時代も勿論あったし、いつ、自分は大人になったと感じたのか、少し思い出してみようと思います。

20歳になったときは、まだ、学生だったし、親元で生活していたし、経済的にも、精神的にもまだまだ、子供だったと思います。

そして、就職したあとも、自宅から職場に通っていました。生活費は多少は家に入れていましたが、私の母はそれを将来の結婚式の費用などで使えるようにと、貯金してくれていました。

今自分が親になってみると、同じように出来るか分からず、親はありがたかったと思います。

そして、28歳で結婚して家を出ることになりました。

やっと親から独立することになり、やっと大人としての独り立ちをしたような気がします。

そして、子供が生まれ、自分が親になった時は、当たり前のことですが、親になったのだと思いました。

自分たちが守っていかないと、生きてはいけない存在である子供、最初の子育ては想像以上に大変でした。自分の何かをどこかで犠牲にしないと、子供を育てていくことは難しいと思います。

今の時代は、共働きが普通になってきています。イクメン男性も増えたことでしょう。それでも、女性の子育ての負担は今でもやっぱり大きいと思うのです。

たとえ、散らかった家でも、手を抜いたご飯でも、お母さんがニコニコしている方が、子供にとっては幸せだから、ということを、何かの折に聞いて、本当にそうだよなと思いました。

でも、時には、散らかった家にイライラし、思い通りにならない子供たちに、自分の感情で怒ってしまうことも多かったし、そんな自分に落ち込み、後悔することも多かったです。

私にとっては、子供たちを育てたことが、人間としての成長に繋がったと思っています。

今思い返すと、子供たちが可哀想だったと思うほど、厳しく怒ってしまったこともあったと思います。

でも、そんな時でも、ごめんねと言えば、すぐに赦してくれた子供たち、子供って、たとえ、どんなお母さんでも、お母さんが大好きなんだなと思います。

そう考えてみると、私が大人になったのは、結婚して、子供が与えられた時だと思いますし、その子育ての過程で大人として成長できたのだと思います。

今は子育ては、ほぼ終了しましたが、大人になってから、今が一番自由だなと思っています。仕事をし、趣味に時間を使うことができるし、若い頃より体力の衰えはありますが、今が一番良い時代かもしれないと思っています。