はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

幼い頃

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

幼い頃のことで、自分で、死ぬかもと思ったわけではないのですが、両親から聞いた話しです。

そもそも、生まれるときから、仮死で生まれました。

母親が妊娠後期、妊娠中毒症になったそうです。そのためなのか分かりませんが、早期胎盤剥離となり、産道がひらかないのに、お産が始まってしまったそうです。

帝王切開で誕生しましたが、いろいろな処置をしても、泣かなかったそうです。

それで、看護師さんは、諦めかけたそうですが、とりあげてくれた医師が、諦めずに、処置を続けてくれたおかげで、やっと泣いたそうです。

その時のお医者さまのおかげで、私は今生きているのだと思います。

それから、一歳で肺炎になったときも、一晩中、首を左右に振って苦しんでいて、両親はこのまま、亡くなってしまうかもしれないと思ったそうですが、助かったんだよと両親から聞きました。

そして、幼稚園児の頃、家の前の比較的交通量の多い道を、向こう側から、家の方に渡るとき、飛び出して、車と接触したそうです。

小さかった私は転んで急ブレーキをかけた車の下に入ってしまったそうですが、幸いかすり傷程度で、済んでいます。

家の前にいて、私を見ていた母は、「車がきているから、来てはだめ」と言ったのに、飛び出してしまい、本当に寿命が縮んだと言っていました。

その日は、朝から母に、「早く、早く」と言っていたらしく、気持ちが急いていたようです。事故に遭う日ってそんなことあるのでしょうか。

それ以外にも、幼い頃は体も弱く、両親にはずいぶん心配をかけたようですが、今は、ほとんど病気もせずに過ごしています。