はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

君の名は 地上波

2016年公開の大ヒット映画が、昨夜地上波で放映されました。

それにしても、この映画が公開されたのは、6年も前になるのですね。年月のたつのが早いなと思います。

公開当時も観に行きました。まったく、予備知識がないまま、この映画を観たところ、映像の美しさには、ひたすら魅了されたのですが、途中から頭のなかが、

??マークになってしまい、話しが分からなくなってしまったのです笑

それで、周囲が「凄く良かった」と言うなかで、「途中から、良くわからなくなった」とこたえ、「えー何で?」というやり取りとなってしまいました。

でも、今回やっと分かったのです笑

一番のポイントは、二人の入れ替わりが、3年の時間のずれがあったということ

そして、2016年の瀧くんが糸守に行った時に、ふたたび、2013年の三葉との入れ替わりがおきたということ、そして、未来を変えるために、動き始めたということ

そして、かたわれどき(黄昏時)のあいだだけ、亡くなった三葉と瀧くんは、お互いの姿を認識することができた。

ここから、三葉が町民を救うために、動き始めるのですね。だから、未来が変わったのです。話しが分かって良かったです。

二人の切ないすれ違いのストーリーにも心惹かれますが、何よりもアニメーションの美しさにひたすら魅了されてしまう映画です。 

東京の街の風景、糸守町の紅葉、接近してくる彗星の描写、どれも素晴らしいです。

「君の名は」は基本は恋愛を描いていますが、彗星接近による大規模災害が起こりました。

そして、新海誠監督「天気の子」も、恋愛を描いていますが、「君の名は」よりも、より顕著に環境問題、地球温暖化などの気候変動に対する問題意識が、根底にはあるような気がします。

そしてこれから公開される「すずめの戸締まり」も、大きな自然災害後を連想させるような、シーンがありました。どんな映画が公開されるか楽しみです。

追記:

映画の中では、かたわれどきという言葉が、使われていましたが、糸守の方言と映画の中でも、先生が言っていましたように、

実際は黄昏時、または逢魔時(おうまがとき)などともいい、夕方の薄暗くなる時間、昼と夜が移りかわる時刻を指します。魔物に遭遇するなどと考えられていたことから、逢魔時と表記されます。たしかに赤ちゃんがこの時間によく泣きます。黄昏泣きとも言いますね。

赤ちゃんには、この世ならざる物が感じられたりするのでしょうか。

少し物悲しくなる時間です。たしかに。