オスカルとアンドレは抱擁をし、キスをしました。窓辺の二人のシルエットが美しいです。
1789年6月23日、パリ出動まで、約3週間前という日です。二人の魂はたしかに結ばれた瞬間でした。
この日は、とても大変な1日です。アランにキスをされ、そのあと謀反人として逮捕され、拘束から逃げ出し、会議場に向かう近衛兵を命がけで止めて、家に戻ると、父から成敗されそうになりました。
身も心も疲れきっているはずですが、アンドレの腕の中に抱きしめられ、オスカルは、心から安心して癒されて、再び動き出す力を得たようです。
アンドレに、馬車の用意をしてくれと言うオスカル
この暗闇をと言うアンドレに、暗闇だからとこたえるオスカル
時間がないんだと言い、フランス衛兵隊の隊長としての、顔を取り戻し、ベルナールに会わねばならないと言います。
アベイ牢獄に投獄され、銃殺されてしまう、自分の部下たちを救うために。
そして、馬車の用意をしに行くアンドレに、アンドレと呼び止め、キスをする二人、この時のオスカルの表情が美しくて、このキスシーンも本当に素敵です。