はるのゆめ

ベルサイユのばらが大好きです

ベルばら二次創作を読んで

ベルばらを心から愛し、そこからインスピレーションを受けた方々が、ベルばらの二次創作をしています。

私は小説の二次創作をネットで読みました。本当に想像力豊かで、興味深く読みました。

二次創作は、私が読んだものは、オスカルが原作より、女性らしく描かれていることが多いです。

原作でも時にツンデレと思う場面もありましたが、二次創作では、アンドレを翻弄するオスカルが描かれていることもあります。少し小悪魔的な感じといいましょうか⁈

相手はアンドレであったり、ジェローデルと結婚することになるストーリーもありました。

フェルゼンがオスカルに惹かれて、求婚するというストーリーもありました。

バスティーユ攻撃で亡くなるというのが原作ですが、アンドレと共に命が助かり、アンドレと結婚して子供が生まれるというストーリーもありました。読者の願望が反映されているようです。

「ベルばら手帖」という本の中でも、池田理代子先生は、「今なら、妊娠して子育てをするオスカルも全然ありでしょうね。ちょっと育児休暇を取ったりして」と語っています。

連載当時、最後にオスカルを死なせない選択肢もあったそうです。でも、あの頃の私(当時24歳)は、アンドレと結ばれた後、男装しているオスカルはまったく想像できなかったと池田理代子先生は、この本の中で語っています。

育児休暇後のキャリアチェンジも、軍人以外の訓練を受けていないし、なかなか難しい(笑)と語っています。

オスカルが、あの戦闘で亡くならなかったら、その後を想像するのは、私は今でも難しいです。

その後も軍人として生きるオスカルを、想像することが出来ません。

もし生きていたとしても、表舞台には出ることなく、アンドレと幸せな結婚生活を送ったというストーリーの方がしっくりと来ます。

ベルばらの登場人物の中では、ロザリーが本編、エピソード編も含めて、その後のフランス革命を見届けて、フェルゼンの死も見届けて一生を終える役割を担いました。

それは、ロザリーだから出来ること、ある意味脆そうに見えながらも、一番強い女性のように感じます。