アニメ版「ベルばら」の再放送の続きを観ました。
今日は、フランス王家の軍隊が、続々とパリに進軍してくる辺りが描かれていました。
題名が「合言葉はサヨナラ」でした。
ちょっと驚くような題名です。題名が軽いです。内容の重さと合っていないような気がしました。
何故こんな題名なのか、それはマリー・アントワネットとオスカルの永遠の別れのシーンが描かれているためですが、もう少し題名は考えて欲しかったです。
オスカルは胸を病んで咳が続いています。喀血していますが、アンドレには打ち明けていません。
原作では、咳き込んだり、喀血したりしていますが、胸を病んでいるという、具体的な病名は表現されていません。
原作でも、自分の病気を周囲の人達にひた隠しにするオスカルの姿が描かれています。
オスカルは肖像画を描いて貰うことにします。この辺は原作と同じ流れです。
原作ではこの頃は、オスカルとアンドレは、お互いの気持ちを確認しています。短い期間でしたが、恋人同士の二人の姿が描かれていますが、アニメのアンドレはまだ、片思いのままです。
アニメでは二人の気持ちが通じ合うのは、もう少し先です。
マリー・アントワネットとオスカルの別れのシーンも、原作では、あとになって、ここが二人が生きて会う最後の場面だったと思うのですが、あえて、そういう描かれ方はしていません。ただ、二人の考え方が食い違ってきていることが描かれています。
以前に原作のこのシーンを記事にしていますので、載せておきます。
そして、ロベスピエールとサンジュストもアニメと原作では、かなり違う感じに描かれていますが、長くなりますので、次回の記事に続きます。
つづく